Skretting Sustainability Report 2022

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サステイナビリティに関する今後の抱負

コラボレーションと透明性。この2つの言葉は、言うのは簡単ですが、実践するのは難しいでしょう。同時に、私たちのサステナビリティにおける進捗状況においては、年々この2つの言葉はより意味深いものとなってきています。

このリポートは、これまでで最も透明性の高いものとなっています。初めて報告するパラメータが多数ありますが、これはこれらの数値について説明できるようになったため、あるいは私たちの取り組みを共有することが正しいことであると単純に信じているからです。

今回も、お客様、サプライヤー、認証機関、その他のパートナーの皆様に、地域や魚やエビの種によって異なる現実に対する考察を含め、自分たちにとってサステナビリティとは何かについて、ビジョンを共有していただきました。なぜこのようなことをするのでしょうか?目標達成は私たちが単独で実現できることではなく、バリューチェーン全体で協力する必要があるからです。

このリポートでは、これまでの進捗状況だけでなく、当社が直面している課題、うまくいっていない分野、活用できる機会についても詳しく説明しています。環境への影響と二酸化炭素排出量の削減は重要な焦点となっていますが、排出量の数値だけで判断するべきではありません。サステナビリティとは、それ以上のものなのです。

例えば、ある原料の排出量が高くても(まだスケールアップしていないため)、生物多様性の損失など、二酸化炭素排出量では測れない他の影響に対する解決策を見つけるのに役立つとしたらどうでしょう。私たちは、さまざまなトレードオフを検討し、排出量の数字だけでなく、多面的な影響を考慮して意思決定を行う必要があります。

私たちは、さまざまなトレードオフを検討し、排出量の数字だけでなく、多面的な影響を考慮してに基づいて意思決定を行うする必要があります。
Jorge Diaz, Sustainability Manager, Skretting

環境負荷の削減は、サプライチェーンにプラスの社会的効果を生み出すことに強く焦点を当てながら行う必要があります。

また、今年のリポートには、スクレッティングの同僚の意見も数多く掲載しています。そのような意見を通じて、世界中で働く4,000人近い同僚の取り組みとコミットメントを共有しています。私たち一人ひとりの努力によって、サステナビリティへの取り組みを前進させることができるのです。

私はこのリポートとその作成にご協力いただいた方々をとても誇りに思っています。しかしすべての人がこのリポートを読むわけではないことは理解しています。そのような方のために、優先的に目を通すことをお勧めするリンクを右にいくつか掲載しています。


Jorgeのリポートの見逃せない部分

Next: 事業を展開する背景

魚やエビなどの天然や養殖魚介類は、30億を超える人々に動物性タンパク質の20%以上を供給しているだけではありません。いわゆる「ブルーフード」と呼ばれるこの魚介類の高い栄養価、その多様性と豊富さは、回復力の高いサステナブルな世界の食糧システムの確立に役立つ理想的な位置にあることも意味しています。

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