原料の探求

飼料に使用する原料は、当社のサステナビリティ目標の基本要素であり、当社の総排出量の96％がスコープ3の原料によるものです。この章では、大豆と海洋に焦点を当て、当社の原料について深く掘り下げます。また、影響を最小限に抑えるための対策や協力体制について説明します。

サステナブルな原料から高機能な栄養ソリューションまで

魚やエビ用飼料の製造は複雑です。厳しい基準でペレットの物理的品質が規制され、高度な加工設備が必要です。原料の調達はコスト増加につながる大きな要因であるため、飼料製造の研究の大部分は、原料の柔軟性と機能性の両方を高めることを目的としています。

製品技術を改善するたびに、品質や効率の向上、より持続可能なプロセスへとつながります。当社は毎年300万トン以上の飼料を生産しています。これは、小さな改善でも大きな数字になることを意味します。

目標と進捗

水産物の原料を100％使用する MarinTrust（マリントラスト）又はまたはMSCの監査・認証を受けた海産原材料を100％使用していますする。

進捗

ホールやトリミングの84％がMarinTrust、MSCまたはMarinTrust-FIPの認証を受けている

2025年までに購入するすべての大豆を森林減少フリーのものにする

進捗

購入した大豆の97%が当社の調達方針に従ってクラスAまたはBに分類される

2022年までに、すべての農産物野菜製品植物原料がを、リスクフィルターやフットプリンティングト要件に使用するために、栽培された国まで遡って追跡されることを保証できるようにする

進捗

大豆やパーム原料については、栽培国までのトレーサビリティを確保しています。しかし、その他の植物原料については、サプライチェーンが複雑であること、また、当社とサプライヤーの双方にとって管理業務が大幅に増えることから、トレーサビリティシステムを導入するには至っていません。2023年には、これをさらに推し進めるためのチームを立ち上げる予定です。