サプライヤーケーススタディ: CJ セレクタの持続可能性を高める7つのステップ
南米の大豆加工業者CJセレクタは、過去10年間にわたり、ブラジルの天然資源、特にアマゾンとセラードのバイオームにある天然資源の保護に注力してきました。国際的な環境・社会基準に準拠して生産された非遺伝子組み換え認証大豆を調達することが、この戦略の中心となっています。
大豆業界を取り巻く社会環境に関する議論が進行し、持続可能な製品に対する世界的な需要が高まる中、同社は、今後数年間における事業と活動の持続可能性を強化するための枠組みを一括して提供する7つの目標を選択しました。
持続可能な開発目標を特定するために2019年中に実施した分析に基づき、これらの目標は以下のとおりです:
- 会社の持続可能性戦略の開発を任務とする持続可能性部門の設立(2019年達成)
- 2022年までにアマゾン生物群からの大豆調達を停止
- 2022年までに100%の農地監査を実施
- 初のグローバル・レポーティング・イニシアティブ(GRI)年次報告書の発行(2020年予定)
- 温室効果ガス(GHG)指標の導入
- カーボンフットプリントの削減
- セラード生物群における森林破壊に対する効果的な戦略の支援を継続します。
CJセレクタは、これらの対策を通じて正しい方向に進んでおり、透明性の向上、環境活動の改善、生産分野における革新、さらには顧客、パートナー、社会全体に対するオープンなコミュニケーションという点で、将来の市場要件にも対応できると考えています。