ブラジルの持続可能な大豆アジェンダを前進させる水産養殖対話

競争上の違いはさておき、スクレッティングと同じサケ飼料メーカーのカーギルアクアニュートリション、ビオマー、モウイは、認証機関であるProTerraおよび多くの大豆生産者と協力し、バリューチェーンがブラジル産大豆を調達する際に責任あるアプローチを取れるようにするための取り組みを行っています。

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「ブラジルからの持続可能な大豆調達に関する水産養殖対話」と名付けられたこの新しい円卓会議グループでは、ブラジルの農業慣行と森林伐採が環境面で厳しい監視下に置かれていること、またサーモン飼料にブラジル産の大豆製品が含まれることが多いことから、これらの懸念が水産養殖のサプライチェーンに影響を及ぼす可能性があると認識しています。

ヨーロッパのサーモン飼料生産者は、ブラジル産の森林破壊のない認証大豆のみを購入していますが、パートナーは、地球の健康のために、また気候危機への取り組みのために、大豆生産部門の重要な分野で協力的な行動が必要であることを確認しました。重要分野とは、トレーサビリティ、透明性、サプライヤー行動規範、森林破壊などです。

SDGs chpt 11.pngすでにこの対話グループは、新しいトレーサビリティ・システムを導入しています。このプラットフォームを通じて、飼料生産者に届けられる各出荷物には、そのロットの大豆の産地である自治体や州に関する情報が含まれるようになりました。

これにより、私たちは生産農場が供給要件を完全に遵守し、環境、労働、人に関するすべての法律を注意深く守っているかどうかを迅速に判断することができます。

こうした新たな変更により、違法に森林伐採された土地からの大豆製品の調達を禁止する、長期的で持続可能な購買・サプライヤー方針を確立することが可能になりました。今後は、サプライチェーン・アプローチにとどまらず、森林にポジティブな未来をもたらすイニシアティブを歓迎すると表明しています。

CJセレクタは正しい方向に進んでおり、透明性の向上、環境活動の改善、生産分野における革新、さらには顧客、パートナー、社会全体に対するオープンなコミュニケーションという点で、将来の市場要件にも対応できると考えています。