- ノルウェーのスタバンガーにある多機能ユニットがフル稼働し、現在および将来の顧客ニーズに直接対応、水産養殖に画期的なイノベーションをもたらす
- 年間2,000万ユーロの技術革新への投資
イノベーションの未来を切り開くースクレッティングアクアカルチャーイノベーションの紹介
スクレッティング水産養殖研究センター(ARC)がスクレッティングアクアカルチャーイノベーション(AI)に統合されました。
スクレッティング ARCは名称を変更し、グローバルマーケティング、サステナビリティ、デジタルチームを取り込んだ完全かつ多機能ユニットとして再編成されました。新しいユニットはスクレッティングアクアカルチャーイノベーション(AI)と呼ばれ、基礎研究から応用研究、製品開発、デジタル・イノベーション、サステナビリティまで、イノベーションのあらゆる側面を統合しています。
イノベーションの最先端へ
スクレッティングのイノベーションディレクターであるAlex Obachは、「私たちが作り上げたのは、イノベーションに対する完全にダイナミックなアプローチであり、例えば、原料、健康、デジタル、サステナビリティといったイノベーションの一面だけに焦点を当てるのではありません」と述べています。「私たちは、お客様の現在と将来のニーズを核に、これらすべてを統合したアジャイル(機敏)なバリューセンターにまとめました。」
「私たちは、水産養殖のバリューチェーンの特定の領域で事業を展開しており、顧客、養殖する種、利用可能な原料に大きな多様性があります。しかし、持続可能性、ライフスタート、健康、原料など、全体的に価値を高める革新的な分野があります」と、Obachは続けます。
新ユニットはノルウェーのスタバンガ-に本社を置き、各機能分野の専門家150人以上で構成され、世界中の同僚と密接に連携しています。スクレッティングBubbleにおける新技術とNutreco Exploration(NutEx)の将来のソリューションが組み合わされ、フィトテクノロジー、バイオテクノロジー、物理化学を通じて独自の原料を提供し、さらにニュートレコの躍進的投資部門NuFrontiersを通じた機械の増加と相まって、スクレッティングAIは最先端イノベーションの最前線に立っています。
私たちには、今日の課題を解決するためにビジネスをサポートする役割と、水産養殖を未来に導くために明日のための革新的なソリューションを提供する長期的な責任という、2つの役割があります。今、スクレッティングは水産養殖のイノベーションにとってエキサイティングな時代です。
持続可能なシーフード、意識の高い消費者
スクレッティングAIの革新的な分野は、世界的な水産物消費の増加と、意識の高い消費者の増加に密接に関わってしています。パンデミックによって、持続可能で健康的な地元の食品の必要性が強調され、企業が意識的で透明性のある倫理的な方法で事業を行うことが期待されています。
「スクレッティングで養殖された魚やエビは、これらの要件に合致しています」とObachは言います。「私たちは食卓に上る毎日2,100万食以上のシーフードに貢献しており、大きな責任を負っています。私たちは、顧客と社会の両方のニーズを取り入れるために革新的な取り組みを行っています。」
「今日、養殖業が直面している最大の課題は、原料(利用可能性、持続可能性、ロジスティックス)、健康問題、そして循環型社会だと考えています。私たちには、これらの課題に取り組むための明確なロードマップと、それを実現するダイナミックで献身的なチームがあります。私たちには、今日の課題を解決するためにビジネスをサポートするという役割と、明日のために革新的なソリューションを提供し、水産養殖を未来に導くという長期的な責任の2つがあるのです。スクレッティングの水産養殖の革新にとって、今はエキサイティングな時代です!」と、Obachは締めくくりました。